再生ポリエステル繊維とは?
「再生ポリエステル繊維」とは、廃棄されてたペットボトルを溶かし、ポリエステル繊維として再生させてたものです。
本来は、PET(ポリエステル繊維、ポリエステルフィルム)の工場で裁断時に発生したくずを利用していました。
しかし、1997年4月から施行された容器包装リサイクル法で「ペットボトル」が再商品義務対象製品となり、それをきっかけに回収されたペットボトルから再生ポリエステルが生産されるようになったのです。
「再生ポリエステル繊維」は2方式のリサイクルシステム採用しています。
2方式のリサイクルシステム
- マテリアルリサイクルシステム(Material Recycling System)
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使用済みプラスチック製品を 粉砕・洗浄・再溶融 などの物理的処理を行って、原材料や製品として再利用するリサイクル手法。
プラスチックの形を変えて再利用する方法で、処理が比較的簡単でコストも抑えられ、環境への負担も小さいのが特長です。ただし、再利用を重ねることで少しずつ素材の性質が変わりやすく、使用用途に工夫が必要になることもあります。
- ケミカルリサイクルシステム(Chemical Recycling System)
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使用済みプラスチックを 化学的に分解 し、原料レベル(モノマーやガス)に戻して再び新しいプラスチックを製造する方法。
プラスチックを化学的に分解し、高品質な原料として再生できる先進的な方法です。汚れや混ざりもののある素材にも対応できるのが利点ですが、安定した運用には専門的な設備やエネルギーがある程度必要となるため、導入や運用には慎重な計画が求められます。
100%再生ポリエステル使用「ECOBLUE(エコブルー)」
マテリアルリサイクルシステムだけでなく、ケミカルリサイクルシステムの 2 方式の再生糸、再生ポリエステル「ECOBLUE(エコブルー)」を使用しています。
特にケミカルリサイクルシステムを採用することで、今までにない高品位・高機能の再生繊維を生産することができる上、繊維として何度もリサイクルすることが可能なため、限りある資源の消費低減を実現することができます。

ECOBLUE の商品
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