サステイナブルで注目の再生繊維「キュプラ」
「キュプラ」とは
キュプラは、天然素材「綿」を原料とした環境にやさしい”再生繊維”の一つです。
キュプラの原料は「コットンリンター」と呼ばれる、綿の種子(コットンシード)についた産毛部分の繊維で、それを酸化銅アンモニア溶液に溶かして繊維を形成する製法で作られています。”キュプラ”という名前は「銅」の意味をもち、この製法から名前がつけられています。
「コットンリンター」は綿糸に使えない部分なので、キュプラは綿の有効利用という面で優れたサステイナブル原料なのです。

「キュプラ」は”エコ”素材
キュプラは「再生繊維」の一つです。
「再生繊維」には木材パルプや綿などの天然素材を再生して作った「植物系」とペットボトルを溶かしてポリエステル繊維として再生した「化学系」があり、キュプラは「植物系」の再生繊維に該当します。
キュプラは本来廃棄されるはずの綿の未利用の部分を使用してつくられます。また、植物系の再生繊維は微生物によって分解されるので、焼却の際に有害物質が発生しません。
「キュプラ」の魅力
サスティナブルというワードが注目されるなか、環境に配慮した素材を使用するニーズの高まりとともに、現在も人気のキュプラ素材。環境への配慮だけでなく、身にまとう素材としての魅力もたくさんあります。

- どの季節でも快適な着心地
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夏は吸湿性や放湿性、冬は自己体温を保つ保温効果があり、季節を問わず使用できます。
そのため、肌着にも重宝されています。 - なめらかな肌触り
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繊維の表面に丸みがあるので、滑りが良い生地感です。
ドレープ感もあるので、きれいなシルエットの服に仕上がります。 - きれいな光沢
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高級感を醸し出す光沢感もあります。そのため、高級スーツの裏地にもよく使われます。
- 静電気に強い
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静電気が発生しにくい面でも、裏地に最適です。
この点で、ポリエステル・ナイロンなどの合繊繊維の弱点を克服してくれます。