―「美」と「健康」を身にまとう―
古来より愛された天然素材の最高峰
シルクの歴史は今から約4,500年前、紀元前20世紀頃の中国
今から約4,500年前(紀元前20世紀頃)、当時の中国の王女が繭をお湯の中に落としてしまい、それを拾い上げると繭糸が箸に巻きつきました。
これが絹糸の始まりといわれています。
しばらくは中国の王族・貴族の独占物として
国外へ出すことさえ禁じられていたほど秘密の高級品でした。
その後シルクロードを通じて国外へ伝わったのが紀元前4~3世紀頃になってからのようです。
このように、古来から人々に価値あるものとして魅了してきたシルクは、相応の美しさや優れた機能性を多く兼ね備える生地として、人々から愛されてきました。
シルクのメリット・効果
以上のように深い歴史と美しさを持った「シルク素材」には、以下のような特長や効果があるといわれています。
- 心地よい肌触り
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シルクは人間の皮膚と同じ十数種類のアミノ酸によるタンパク質からできており、繊維が細いため軽くて滑らかな肌触りが楽しめます。
- 美しい光沢感
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蚕が作り出す繊維は特殊な階層構造をもち、大きさのさまざまな三角形の断片が生成されます。
その断片による光の反射(プリズム効果)で、私たちの目に見える上品で美しい光沢が生み出されます。 - 吸湿・保湿・放湿の機能
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絹繊維は熱伝導率が低いため吸湿・保湿・放湿の機能を発揮します。
なので、夏の湿った時期は余分な水分を放出し、冬の乾燥した時期は必要な水分を閉じ込め、快適な湿度に調整します。この機能が静電気防止の効果にもつながるようです。
- 皮膚の健康
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肌の潤いや清潔さを保ち、皮膚細胞の活発化を促すので、アトピー等の皮膚病の防止や治療効果が発揮されます。
- UVカット
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蚕が自らの繭を紫外線から守る性質もUV(紫外線)カット機能があるとして注目されています。
このように、シルクはその美しさだけでなく、私たちが身に着けて快適さや健康につながるような魅力的な機能がたくさんあるのです。
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多色で展開しているKKS1270J-52など...
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