接触冷感とは?
「接触冷感」とは、触れた時に冷たく感じる感覚のことです。
「接触冷感」はモノそのものが冷たいのではなく、肌がモノに触れたとき、「熱が肌からモノにどれだけ移動してるのか」が関係しています。
熱の移動量「Q-MAX」
肌からモノへの熱の瞬間的移動は接触冷湿感評価値「Q‒max(W/㎡)」で数値化されます。
数値が高いほど「冷たい」という評価になり、冷たいと感じるのは0.2W/㎡以上とされています。
特殊な糸や加工をしていないP100%の生地でも、撚糸回数や糸の種類、組織などによりシャリ感が生まれることで0.2以上が取れている品番があります。
トリアセやレーヨン、キュプラは接触冷感性に優れており、KKF8626-52(キュプラ綿コンパクトウェザー広巾)は取得している品番の中で最も高い0.302の数値が出ています。