宇仁繊維の中で一番人気の割繊(かっせん)シリーズ。
海外・国内問わず、お問い合わせの最も多い商品です。
控えめで上品な光沢感と
肌に吸い付く様な風合いの割繊素材。
ふわっとした質感は見るもの
作るものの感性を刺激し
また見事な落ち感と豊かなドレープ性は
スカート、ワンピース…
どのアイテムにしても
美しいシルエットを演出します。
一体その秘密はどこにあるのでしょう・・・?
―その秘密は、下準備された糸とその後加工にあります。―
【イメージ:割繊糸の後加工の前後図】
割繊糸とは、アルカリ処理をすることで溶ける繊維と溶けない繊維とが混ざった混繊糸のことです。
上図の青い部分を溶かして空気が入る隙間を空け
また残ったポリエステルフィラメントが割れて極細の糸になるため、イメージ動画にあるようなエアリーな質感と深みのある発色性が生み出されます。
また割繊維はシワになりにくいことも特徴です。
当社の割繊シリーズの無地素材については
仕上げにタンブラー加工をかけることで
さらなる防シワ、ビンテージ感も出しており
旅行先などに持って行きやすい、洗濯可能なイージーケア製品を作る
大きなバックアップをしてくれること 間違いなしです。
この繊細な割線糸を扱える織機は世界的にも少なく、また染色/プリント加工も難しいため、
まさに「ジャパンクオリティ」の代表的な商品と言えるでしょう。