柄の定番ストライプ・ボーダー柄
ファッションの定番ストライプ柄。クラシックなピンストライプやマリンボーダーなど、多種多様なデザインがあります。
ファッションテキスタイルにおけるストライプ・ボーダーは、織物の構造で凹凸感を出して柄を織る、柄部分の素材を変えて表現する、フラットな生地に柄をプリントするなど様々な表現方法があります。
弊社は多種多様なストライプ、ボーダー柄を取り揃えております。
今回はその中でも、「先染め」「後染め」「レース」「プリント」4つのおすすめを紹介します。
播州織の「先染めストライプ・ボーダー」
産地は「播州織」の”兵庫県西脇市”
兵庫県西脇市は日本を代表する先染め織物の産地で、この地域で生産される先染め織物は「播州織」と呼ばれています。
「播州織」は、糸を先に染め、染め上がった糸で生地を織る「先染め」という技法でつくられているのが特徴です。近年では海外ブランドでも使用されたりと、国内外で注目されています。
先染めならではの繊細な柄表現
先染めでは、経糸と緯糸の色・太さ・本数・並べ方などの組み合わせの変化で奥行きのある繊細な柄表現ができるのが特長です。また、糸から染めているので色落ちが少なく、堅牢度も高いという品質面での良さもあります。
先染めボーダーシリーズ
先染めでは、経糸と緯糸の色・太さ・本数・並べ方などの組み合わせの変化で奥行きのある繊細な柄表現ができるのが特長です。また、糸から染めているので色落ちが少なく、堅牢度も高いという品質面での良さもあります。
先染めボーダー ギャラリー
定番の柄を後染で「後染ストライプ・ボーダー」
産地は国内の合繊90%を誇る”北陸地方”
北陸地方は、降水量が多く多湿な気候が合繊繊維の生産に適していること、古くから日本有数の織物産地として発展してきたことから、意匠性が高く繊細で複雑な生地が生み出されています。
染め分けができる後染めで豊富な色・柄展開
技術力の高い北陸産の織物はデザインバリエーション豊富です。
「後染め」は先染めとは逆に生地を織ってから染めます。ポリエステルに、様々な素材を組み合わせて織り込み、染料を使い分けることによって、素材ごとで色を分けることが可能です。そのため、様々な色展開が可能です。
また、様々な種類の素材の糸を組み合わせて織ることができるので、生地そのものの表面感も様々です。糸の太さ・組織の組み合わせの工夫で、凹凸感や透け感なども表現できます。
後染めストライプ ギャラリー
その他おすすめの後染めストライプ品番
上品な透け感と光沢感 サテンストライプ
サテンとシホン部分の切り替えでストライプを表現しました。
光沢感と透け感の差が上品な印象を与えます。
ピッチを変えて3柄展開中です。
混率:Polyester 100%
規格:112cm×46M
KKF1601
D/#212, 313, 314
サテンストライプ
サテンストライプ ギャラリー
使い方次第でオケージョンからカジュアルまで使える「ボーダーレース」
ハイグレードな機械で幾何学模様や植物モチーフなどを取り入れた繊細なボーダーレースです。
規則的に並ぶ文様がリズミカルな印象を与え、オケージョンからデイリーまで幅広く使用頂けます。
スカラも付いているので袖口や裾にワンポイントとして使用するのもおすすめです。
向きを変えることでストライプにも使用できます。
ボーダーレース ギャラリー
デザインの幅が広がる!「ストライプ柄のプリント」
産地はプリント・服地の染色加工で伝統のある”京都”
呉服の生地として西陣織や友禅染から始まった京都の染色加工の歴史と、鴨川や疎水などの水源の豊富さをもった立地が京都の染色加工の発展を支えてきました。
また、江戸時代中期、友禅染で知られる絵師「宮崎友禅」の絵が染め物の図案として広がったことから、京都はプリントでも高い技術力を誇る「プリントの街」としても全国で知られています。
伝統的に発展してきた染色技術とプリント技術の融合が京都プリント生地の強みです。
自由自在な柄表現
プリントの強みは柄のデザインの自由さと下生地のバリエーションの豊富さ、そして手軽さにあります。
宇仁繊維の商品には、デシン・梨地・シホン・サテン・ツイルなどの定番素材から、ニット・チュールなどの先染めや後染めでは難しい素材まで、様々な生地にストライプ・ボーダー柄をプリントしたものがあります。
弊社では色数の少ないストライプ・ボーダー柄を主として展開中ですが、デジタルプリントの別注では色数無制限で様々なアレンジが可能です。カラフルなマルチストライプ、ストライプ×花柄など、オリジナルのストライプ柄をお好みの生地にプリントすることができます。
また、先染めや後染めのような織りの表現ではないため、短納期であることもプリントの魅力です。